セントジョンズワート(オトギリソウ科の多年草)が、
うつ
不安
不安神経症
パニック
などに効く、ということを知ったのは、心理学や波動について本格的に出会う前の20代前半。
もちろん、栄養療法の事なんて知りません。
その頃、メンタルがボロボロな時期があったのですが、
海外留学経験豊富な、かつたまたま自然療法系だったピアノ師匠が、
セントジョンズワートを教えてくれました。
僕の場合、のんで割とすぐに、重苦しい心の感覚がなくなったので、
輸入で1瓶とりよせて飲んでいました。当時はお守り代わりに持ち歩きました。
2010年くらいから、日本でも普通に小さなドラッグストアの薬局で購入できるようになりました。
たいてい、サプリメントコーナーにありますね。
ハーブです。西洋の漢方、といったところでしょうか。生薬なので、
サプリメントとしてよりも、本来はもっと薬として扱われるべきものだと僕は思っています。
で、たしかに、ヒットする人には、おだやかに効くと思います。
ただし、漢方のように、体質改善を目指して長期で飲むものではないですし、
漢方よりも、副作用などもはっきりわかっていません。(よって漢方と違い保険適用にもなりません)
なので、
痛み止め的な、発送で、頓服として、あるいは、
ショックやストレスが落ち着くまでの期間、飲むことはOKだと思いますが、
根本的な
心の問題の解決につなげたいのであれば、
並行して、
たんぱく質メインの食事
ヘム鉄の摂取
アミノ酸を食間に取る
ビタミンB群の摂取
亜鉛、ビタミンDの摂取
という、大元から直していくための食事改革、サプリメント摂取は必要です。
たとえば、西洋の抗不安剤のデパス(肩こりなどの筋弛弛緩としても使われる)は、
不安をしずめ、気持ちをおちつかせる効果はありますが、
デパスをずっと飲んでいれば心が治る、というものではなく、
不安をしずめた状態で、回復に向かっていく努力が必要になります。
その、身体の改革が栄養ボディ療法として橋本がお伝えしている分野。
心の改革が、ナチュラリングや著作でお伝えしてきている、内容です。
セントジョンズワートも、そういう意味では、頓服的な要素がつよく、根治のために
使用するイメージが僕にはありません。
デパスなどを飲むほどではない(もしくは飲みたくない)けれど、
とりあえず、ちょっとでも心が楽になりたい、ハーブの頭痛薬のようなもの、
として認識してみてください。
上手に、並行して、使っていきましょう。